(トマトの研究ニュース)トマト全遺伝情報 初めて解読成功
・ハインツのトマトの品種を解析したみたいですね。これで、カラフルなのやら、リコピンたっぷりのトマトの開発も!
24.05.31 (トマトの研究ニュース)トマト全遺伝情報 初めて解読成功 ・・
以下、いろんなところから、抜粋。
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千葉県の研究機関が参加した国際的な研究チームが、トマトのすべての遺伝情報を解読することに世界で初めて成功し、トマトの効率的な品種改良などに役立つと期待されています。
この研究は、千葉県木更津市の財団法人「かずさDNA研究所」が参加した、14か国にまたがる国際的な研究チームが9年前から進めてきました。
研究所によりますと、DNA配列を読み取る装置を使って、ナス科の代表的な作物のトマトについて遺伝情報の解読に取り組んだ結果、すべての情報の解読に世界で初めて成功したということです。
その結果、トマトはおよそ3万5000個の遺伝子を持ち、このうち、ナス科に特有の遺伝子の多くは、進化の過程でおよそ6000万年前に形作られたことが分かりました。さらに、果実の成長や成熟にこれらの遺伝子が関わっていることも新たに分かったということです。
研究所の佐藤修正室長は「今後、研究成果を応用してトマトの品質と遺伝子の関係について研究が進めば、品種改良が効率的に進み、収穫量や栄養分の向上につながる」と話しています。
この研究成果は、31日発行のイギリスの科学雑誌「ネイチャー」に掲載されます。
ネイチャーのトマトの掲載HP(英語)は、こちら。http://www.nature.com/news/tomato-genome-sequence-bears-fruit-1.10751
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